Milestone

心理学者を目指す著者が得た知識を、日常生活や対人関係などに使えるようにわかりやすく解説するブログです

嗅ぐだけで生産性が上がるって本当⁈

匂いを嗅ぐだけで生産性を上げる3つのアロマ

前回の更新からかなり日にちが経ってしまってすみません。

体調を崩したり、パソコンの調子が悪かったりで思うように更新できませんでした・・・

 

今回は、アロマの力を借りて、手っ取り早く生産性を上げてしまおうという話です。

 

最近の研究では、匂いが人の心理や体に大きく影響を与えていることがわかっています。

 

その中から、3つほど役に立ちそうなものをご紹介します。

ローズマリー

 

ローズマリーには、脳の血流を良くする効果があり、

意志力の回復や、記憶力を高める効果があります。

 

▼ペパーミント

 

ミントの爽やかな香りには、認知的作業のパフォーマンスを高めることがわかっています。

認知的作業とは、注意力や記憶力を使った作業のことを言います(計算やタイピングなど)

また、驚くべきことに運動能力や、運動を楽に感じさせる効果もあるというので驚きです。

 

僕も実際に、受験の時などは、マスクにペパーミントのアロマオイルを数的垂らしてからつけていたりしました。

 

▼ラベンダー

 

これは結構有名なので、ご存知の方も多いかもしれませんが

ラベンダーの香りは精神を落ち着かせ、眠りの質を高めてくれます。

睡眠は生産性と大きな関わりを持っています。

加湿器に垂らしたり、厚めのお湯をコップに入れ、そこに数的垂らしておくのも良いでしょう。

以上のように、香りは人の活動に大きな影響を与えてくれます。

エッセンシャルオイルは500〜1000円ぐらいのお手頃な価格で購入することができるので、ぜひ使ってみてください。

香りの力を借りて、手っ取り早く生産性を上げましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

choromeやfirefoxを使っている人の方が仕事ができるというお話

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ロームやファイアフォックスを使っている人の方が仕事上手という研究結果があります。

 

経済学者のマイケル・ハウスマンの研究なんですが、

彼は顧客サービス業の勤務期間について解明しようとしていました。

最初は雇用経歴を確認すれば仕事絵の取り組みがわかるのではないかと考えっていたのですが、そこに離職率の差はあまり見うけられませんでした。

 

 ハウスマンは他に何か要因があるだろうと考えるうちに、あることに気づくのです。

 

 ファイヤフォックスまたはクロームを使っていた従業員はサファリやインターネットエクスプローラーを使っている従業員よりも勤務時間が15%長く欠勤率も19%少ないことに気づいた。

また、売り上げや顧客満足度についても同様の結果が得られた。

 

「単にパソコンに詳しいだけだったんじゃないの?」

という声が聞こえてきそうですが、調査対象者たちは事前にコンピューターの適性検査を受けており、そこにあまり差は見られなかったそうな。

 

 

じゃあこの差はなんなの?

 

 

それは、仕事に対する取り組み方の違いでした。

サファリやインターネットエクスプローラーと違って、

ファイヤフォックスやクロームを手に入れるには少しばかり頭を使ってダウンロードする必要があります。

 

 

もともと標準搭載のサファリやインターネットエクスプローラーを使っていた従業員は、仕事に対しても同じ方法を取っていたのです。

 

つまり、マニュアル通りの行動しか起こさない。

その結果、仕事は単なる単調な作業となり、離職率も高くなるということです。

 

 

一方、自発的に行動を起こし、ファイヤフォックスやクロームをダウンロードしていた従業員は顧客のニーズに対して臨機応変に対応したり、仕事に対する疑問点に対し新しい発見を見つけていたりと、環境を解決していたのです。

 

すなわち、自ら行動を起こしてより良い選択肢がないかを探し求めている結果が

離職率を低下させより良い成果を生んでいたわけですね。

 

自発的な行動が成功を生む

 

あなたが、周りの同期やライバルと差をつけたいなら何事も自発的に行動することが大事です。

与えられたことばかりをやっていては、周りと差がつくどころか仕事はどんどんつまらないものになっていくのです。

 

 

 

あなたの好奇心を刺激するマタイ効果とは?

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あなたの好奇心を刺激するマタイ効果とは?

 
みんなやりたいことや好きなことってありますか?
僕の周りには、これが好き!ってものを持ってる人の方が多い気がします。
 
つまり、多くの人が自分の興味のあることを見つけることができていないのです。
 
 
では、どうしたら自分の好きなものに出会うことができるのでしょうか。
 
 
聖書のマタイによる福音書にこんなものがあります。

持つものはさらに与えられ、持たないものは持っているものでさえ奪われる

 

知識は知識に引き寄せられます。
早い時期により多くの知識を身につけることができれば、
より早くから学習を楽しむことがきるのです。
 
 
 
知識を持つものには、興味やさらなる知識が与えられます。
それどころか、知識や能力がないために興味をすらも奪われてしまうのです。
 
これだけでは分かりにくいと思うので、例をあげて説明します。
 
例えば、あなたが学生だった頃を思い出してみてください。
 
苦手な科目があったとします。
でも、先生に質問に行って理解が深まったり、できなかった問題が解けるようになった時に
楽しい!!
もっと解けるようになりたい!!
と思った経験はないでしょうか。
 
テスト勉強を始める前まではできないと思っていたからやろうも思わなかったのに、
知識や能力を得た瞬間に楽しく、魅力的なタスクに変わるのです。
 
アメリカで行われた実験によると、「就学前の子供達の成功を予想するには、知能指数よりも
知識の習得度合いに注目するべきだ」という結果も出ています。
 
 
 
 
つまり、好奇心を抱くには知識が必要なのです。
 
好きなことや夢を見つけたいと思っている人は、
一見面白くないタスクにも積極的に関わってみてください。
背景知識が身に着けば、自分にとって魅力的なモノが見つかるかもしれません。