Milestone

心理学者を目指す著者が得た知識を、日常生活や対人関係などに使えるようにわかりやすく解説するブログです

choromeやfirefoxを使っている人の方が仕事ができるというお話

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ロームやファイアフォックスを使っている人の方が仕事上手という研究結果があります。

 

経済学者のマイケル・ハウスマンの研究なんですが、

彼は顧客サービス業の勤務期間について解明しようとしていました。

最初は雇用経歴を確認すれば仕事絵の取り組みがわかるのではないかと考えっていたのですが、そこに離職率の差はあまり見うけられませんでした。

 

 ハウスマンは他に何か要因があるだろうと考えるうちに、あることに気づくのです。

 

 ファイヤフォックスまたはクロームを使っていた従業員はサファリやインターネットエクスプローラーを使っている従業員よりも勤務時間が15%長く欠勤率も19%少ないことに気づいた。

また、売り上げや顧客満足度についても同様の結果が得られた。

 

「単にパソコンに詳しいだけだったんじゃないの?」

という声が聞こえてきそうですが、調査対象者たちは事前にコンピューターの適性検査を受けており、そこにあまり差は見られなかったそうな。

 

 

じゃあこの差はなんなの?

 

 

それは、仕事に対する取り組み方の違いでした。

サファリやインターネットエクスプローラーと違って、

ファイヤフォックスやクロームを手に入れるには少しばかり頭を使ってダウンロードする必要があります。

 

 

もともと標準搭載のサファリやインターネットエクスプローラーを使っていた従業員は、仕事に対しても同じ方法を取っていたのです。

 

つまり、マニュアル通りの行動しか起こさない。

その結果、仕事は単なる単調な作業となり、離職率も高くなるということです。

 

 

一方、自発的に行動を起こし、ファイヤフォックスやクロームをダウンロードしていた従業員は顧客のニーズに対して臨機応変に対応したり、仕事に対する疑問点に対し新しい発見を見つけていたりと、環境を解決していたのです。

 

すなわち、自ら行動を起こしてより良い選択肢がないかを探し求めている結果が

離職率を低下させより良い成果を生んでいたわけですね。

 

自発的な行動が成功を生む

 

あなたが、周りの同期やライバルと差をつけたいなら何事も自発的に行動することが大事です。

与えられたことばかりをやっていては、周りと差がつくどころか仕事はどんどんつまらないものになっていくのです。